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Author:HTTメンバー
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怪談:ソーンに棲む幽霊

【記事作成:スピカ】

 皆さんは、オラクル第三番艦:ソーンにまつわる奇妙な話をご存知でしょうか。いつからこんな話が出たのかは定かではありませんが、噂によると、ソーンに存在するあるブロックに行くと、「出る」のだそうです。
 私自身、そのブロックに行くと、何か禍々しい気配を感じました。これは恐ろしいものが潜んでいる、そんな気がしてならないのです。とはいっても、ロビーを見渡しても、他のブロックとは一見なんら変わりはありません。アークスロビーにはクエストカウンターがあり、数人のアークスがその場で白チャで雑談をし、ビジフォン前でビジフォン戦士が日夜相場との戦いに明け暮れている。ショップエリアでは、アンリがいつもと変わらない返事を返し、ドゥドゥがアークスに勝利を収め、ビジフォン戦士がやはり戦っている。そんなありふれた光景が広がっているだけです。
 ですが、やはり何かに見られている感じがするのです。私達には認識できない何かが、私を見ている。そう確信できるほどの視線を感じられるのです。
 
  

 その日は、チームメンバー達とタイムアタッククエストの約束をしていました。目的はもちろん、クロトさんのクライアントオーダーです。これは高い報酬が得られるオーダーとして有名で、手っ取り早く資金調達したいアークスたちに人気の金策方法でした。私達もその恩恵にあやかろうと思い、ロビーで集合してちゃっちゃとクエストをクリアしようとしていました。集合ロビーは、例の「出る」ロビーでした。
 しかし、その日のその時間はチームメンバーのログイン率が低く、三人までは集まったのですが、四人目まで集めることができませんでした。タイムアタッククエストは最大四人で参加することができるクエストなので、出来るだけ四人集めたかったのです。待てど待てどログイン率は上がらず、人はやってきませんでした。
 「誰かTA行く人いませんか?」私たちはチームチャットで呼びかけますが、誰の反応もありません。
 このまま待ち続けても無駄に時間が過ぎるばかりなので、もう三人で行ってしまおう、という結論に至りました。残りの一枠は、コンピューターが操作するフレンドパートナーを入れることで補いました。

 三人のまま、タイムアタッククエストを開始しました。パーティメンバーのうち一人がフレンドパートナーを呼び出すことでパーティの人数を埋めました。フレンドパートナーとは、フレンド登録をした人をNPCとして呼び出すことができるシステムです。フレンドパートナーは常に呼び出した人に追従する形で動き、敵が近づいたときだけ攻撃しに行くという動き方をします。そのため、複雑な仕掛けを一人ひとりが解く必要のあるタイムアタッククエストにおいてはあまり役にたちません。ですが、なにもいないよりはマシだということ事実なので、入れることにしました。
 最初に受けたクエストは、「ナベリウス走破演習」の難易度ベリーハードでした。やや複雑な仕掛けはあるものの、いつもプレイする難易度スーパーハードより一段階低い難易度なだけあり、苦戦することも無く達成しました。使用したフレンドパートナーは、私ではないチームメンバーが呼び出したフレンドパートナーで、共通の知り合いではありませんでした。フレンドのフレンドです。次に、「ナベリウス走破演習Ⅱ」のベリハードを受注しました。呼び出したフレンドパートナーは先ほどフレンドパートナーを呼び出したチームメンバーのものです。今回は、三人とも共通の知り合いのキャラクターでした。ナベリウスⅡも、難易度が低いこともあって簡単にクリアすることができました。
 最後に、「龍祭壇突破演習」を難易度スーパーハードで受注しました。このクエストだけスーパーハードで受注したのは、クロトのオーダーに「難易度スーパーハードでタイムアタックを達成せよ」というものがあるからです。これがあるので、私達はスーパーハードでこのクエストを受注したのです。先ほどのチームメンバーが、キャンプシップ内のビジフォンに触り、フレンドパートナーを呼び出そうとしました。触れたすぐ後、パーティ人数が四人に増えました。フレンドパートナーの呼び出しに成功です。呼び出されたフレンドパートナーのオートワードが発動しました。「よろしくおねがいします」と。フレンドパートナーは、数秒のラグを置いてキャンプシップに召喚されました。見たことがない人でしたが、最初のときのようにフレンドのフレンドだろう、と思いました。見た目は、小柄なかわいらしい少女でした。
 3、2、1……Go!キャンプシップのゲートが開き、タイムアタッククエストが開始されました。タイムアタッククエストはその名の通りクリアまでのタイムを競うクエストです。しかし、それとは別にクロトのオーダーのクリア目標時間が設定されており、そちらの時間を満たしてオーダーをクリアすることが目的です。タイムはさほど気にせずに行きました。
 行く手を阻む龍族の群れをなぎ倒し、次の扉を開け、スイッチを押し、さらに次の扉へ進んでいきます。スーパーハードとはいえ、何度もこのクエストをクリアしている私達にとってこのくらいは楽勝。実質三人でもなんとかなるものです。クエストは順調に進行していきました。フレンドパートナーも、チームメンバーを追走していました。そして、最後のエリアに到達しました。最後は、順番に現れる三体の龍族のボスと戦い、勝利するというものです。ここもやはり慣れたもの。人数が少ないこともあり、すこしだけ時間は長引きましたが、大きな苦戦はなく勝利を収めました。
 「お疲れ様でしたー」
「お疲れ様~」
 私達はクエストを完了し、フレンドパートナー以外の参加者同士、お互いにねぎらいの言葉を掛け合いました。その後、私達はボスがドロップしたアイテムを回収してキャンプシップに帰還しました。アイテムを回収している間、そそくさとキャンプシップへ戻っていくフレンドパートナーの姿がありました。私は「へぇ、今のフレンドパートナーって自分からキャンプシップに戻っていくんだ」とのんきに思っていました。程なくして、フレンドパートナーがパーティを脱退した、というメッセージが表示されました。
 
 「今日もパーティ組んでくれてありがとうございました!これでパーティ解散して報告に行きます。お疲れ様でした」 
 アークスシップのロビーに戻った私達は、それぞれ挨拶をしてクロト(と、ついでにオーダーを受けていたハンス)にオーダーの報告に行きました。私は、クロトの「ゆっ、ゆっ、もぁ」という声を聞きながら、最後に呼び出されたフレンドパートナーのことを考えていました。「最近フレンドパートナーについて修正あったんだなぁ。運営も地味な修正をよくするなぁ。勝手にもどって行く演出なんて始めてみたよ……」ここまで考えて、ハッとしました。そんな修正があったわけがない。勝手に帰っていくフレンドパートナーがいるわけが無いのです。では、さっきのアレは……。
 私は背筋がぞわっとしました。ついに「出た」と思いました。思い返すと、他にも不自然に思う部分が少なからずあったのです。まず、フレンドパートナーにしては召喚されキャンプシップに姿を現すまでにかかる時間が長かったこと。最初はラグかと思っていましたが、そうではなかったのです。フレンドパートナーを呼び出す直前に実際にパーティに参加して、フレンドパートナーのふりをしていたのです。そして次に、戦っていなかったこと。フレンドパートナーは敵が近くにいると戦いに参加するのですが、それはしていなかった。ずっとパーティメンバーを追走していたのです。最後に、ボス討伐からキャンプシップに戻るまでの間、パーティメンバーから独立して動いていたこと。これは、最後だけ追走を解除し、ボスのドロップ品を拾っていたのです。私は、ゾクゾクしてきて、チームチャットで先ほどのキャラクターについて訊ねました。
 「あのキャラクター、誰かの知り合い?」
「いえ、誰かのフレパかと思っていました」前のクエストでフレンドパートナーを呼び出したチームメンバーがそう言いました。
「俺も知らないな」もう一人のチームメンバーも見覚えがありませんでした。あれは、誰の知り合いでもないようです。
「コミュニケーション履歴からパーティ組んだ人が誰か見れるから、見てみれば?」チームメンバーの一人にそうアドバイスを受けたので、私はそのとおりにしました。
 あった。パーティを組んだ痕跡が。時々このロビーで感じる気配。いつも何かを狙っているあの視線。履歴に残るおぞましい足跡。私は確信しました。ついにあれが「出た」と。

 「寄生だ」

 寄生、ダメ。ゼッタイ。

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COMMENT

No title

暇だから書いた。後悔していない。

別に構わんのだが・・・

別に寄生されるのはいいんだが、相手が人である以上挨拶くらいは・・マナーかと思うんだよなぁ それが筋だと思うんだ

団長と幽霊をみた自分はそっとBLにw

No title

いかん……仕事前に笑ってしまったw

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